オーバープロネーションに対応したソール ズームストラクチャー22のミッドソールはやや硬く反発性の高いファイロン素材を内側に多めに配置したことで、ランニングの着地の際に足首が内転しすぎてしまうオーバープロネーションに対応しています。外側にはクッション性能の高い、クシュロン素材を多めに使用しているので足への負担も適切にサポートしてくれます。クシュロンとファイロンを組み合わせたミッドソールの仕組みはダイナミックサポートシステムと呼ばれ、現行のナイキのランニングシューズでは他にないため、オーバープロネーション気味のランナーにはチェックしておきたい一足です。 また、いつもは問題のないプロネーションで走っているランナーでも、マラソンなど長時間のランニングをしているうちに疲労でオーバープロネーション気味になることもあり、そういった場合でもシューズの特性から高い安定性を確保できるため、フォームの確立していないランナーにはシューズ選びの候補の1つとして挙げられます。グリップ性と反発性も確保 アウトソールは形状の違う2種類のラバーが全面に貼られています。どこで着地してもある程度のグリップ力を得られることに加え、アウトソールの中央部のフレックスグループ(アウトソールやミッドソールにある溝)が自然な動きをサポートします。また、ソールの前足部には反発に優れたズームエアが搭載されており、蹴り出しをサポートしてぐんぐんと足を前に運んでくれます。
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